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子どもと離れつつ、子どもを守る


親と子どもの距離で、親子のコミュニケーション環境は、大きく変わっていくものだ。あまりにも近すぎては、感情的になりすぎて、愛憎感情が大きくなるし、あまりにも遠いと愛情が伝わり難くなって、愛情確認のための問題行動が多くなってしまう。親は、子どもと適切な距離を取れるようになることが重要なのだ。
   
子育てにおける子どもと親の距離は、子どもの成長に合わせて、徐々に拡大していかなくてはならない。
乳児では、親子完全密着だが、一人で立って歩けるようになった頃から徐々に親は、物理的にも精神的にも距離をとって、子どもの成長を見守ってやらなくてはならない。「子どもと離れつつ、子どもを守る」ように、育てなければならない。

日本の教育風土で言えば、母子癒着型の子育てが、私たちの底流にあることは、致し方のないことだ。だから、自然と子どもをいつまでも自分の側において庇護しようとしてしまうが、子どもが歩いてどこへでも行ってしまうようになったら、独立した第三者として、離れつつ、守っていくことが有効な子育てなのだ。


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