虐待のかかわり「本人」から2割強 「改善」は48.7% 日教組調査報告書まとめ
日教組養護教員部保健研究委員会はこのほど、「子ども虐待と養護教員のかかわり」調査報告書をまとめた。児童虐待防止法の一部改正(平成16年4月)によって、教職員による早期発見など学校での積極的な対応が求められ、その最前線にいる養護教員と虐待経験のある子どもとのかかわりを全国20県教組などの協力を得て、実態を調べた。
養護教員がかかわった、虐待被害を受けた子どもの年代は、小学生が56.0%、中学生が19.8%など。「被害者」の男女別の虐待種類を見ると、女子では性的虐待が77.3%と多く、心理的虐待43.0%が続く。男子は身体的虐待36.3%、心理的虐待31.1%が目立つ。
かかわるきっかけとなったのは、子ども本人からの働き掛け26.0%、養護教員が様子を観察して24.2%、校内職員からの情報を得て23.7%などの順で多い。
かかわりの終了時点では、48.5%が「改善」とし、「変化なし」は14.2%、「悪化」は3.6%だった。
日本教育新聞社提供 http://www.kyoiku-press.co.jp/
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