理科実験の考察、結論に課題 国研の特定課題調査
理科の観察・実験結果を読み取ることができるが、結果やデータをもとに考察し結論を導き出すことに課題があることが、11月27日に国立教育政策研究所がまとめた「特定の課題に関する調査(理科)」で分かった。
特定課題調査は従来の教育課程実施状況調査では把握が難しい技能面や考察力などをみる目的で昨年1、2月に全国の国公私立小学校の5年生と同中学校2年生それぞれ3000人を対象に実施した。
小学校では物の溶け方、植物の発芽と成長、流れる水の働き、中学校では電流とその利用、植物の生活と種類などを実験の様子などのビデオを見せたり、実際に観察・実験を行わせる方法で調査した。
調査によると、小学校の植物の発芽と成長では、インゲンマメの発芽の条件を4つの図で示して、肥料の有無と発芽の関係についての仮説を裏付ける実験を2つ選ぶ問題では86・6%が正解していたが、仮説が正しくなかったことを実験結果に基づいて理由も明確にして結論を導き出せたのは39%にとどまった。
日本教育新聞社提供 http://www.kyoiku-press.co.jp/
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